8月20日
昨日は お盆休みの最終日。
いろんな欲が溜まっていたので
朝から2人で出かけた。
まずは 東札幌で古書市。
93年に発売されたらしい
「太陽」の「瀧口修造特集」を購入。
なにげなく雑誌を開いた途端、
彼の書斎の写真にクラクラしちゃった。

本と その間にちりばめられた小物達。
素敵な本とエロチックな物体は似ている。
みればみるほど興奮する一枚。
菊水に移動して、
ギャラリー犬養にて行われている
本田征爾展『Bugaboo do!』
(お化けがやったるで!)

かつて 風呂であった
涼しい小部屋に生息する
本田氏の脳内から飛び出した
小さな 可愛いオバケ達。
そのまま カフェ犬養で昼吞み。
すっかり酔っぱらって
気付がてら街に繰り出し
初めてルイ・ヴィトンに入る。

ヘラヘラしながら草間彌生と
ヴィトンのコラボのバッグを見学。
いんだかわるいんだかわかんないかんじ。
店員に「なにかお探しですか?」と聞かれ
逃げるように退散。
そんでもって、
地下歩道で行われている
「500M美術館」の鑑賞。
なんたって好きな作家の新作を
まとめて観れて嬉しかった。

菊地 和広

斉藤 幹男

森迫 暁夫

村上 知亜砂
どかんと広く場所を使ったイイ企画。
なんだかとってもトクした気分。
みな面白かったけど
4つの作品は特に圧巻でした。
最後は4プラホールで開催されてた
Pisnowar の「机の上のアクセサリー展」

好きだった。生花を挿せるネックレス。
Pisnowarのアクセサリーって
バッチリ似合う方が付けてるのをみたら
涙が出る位 感動するだろうなと思う。
夜は18日に同時発売されたばかりの
温度感の全く異なる「魔術の庭」の
2枚の新譜を聴きながら
瀧口修造のことを想ってた。
いや、瀧口修造を通して
魔術の庭を聴いていたんだった。

2つの世界がある。
光の射す闇と
闇から広がる光。
魔術の庭 第五作品集 Ⅰ PV
魔術の庭 第五作品集 Ⅱ PV
間違いなく彼等の最高傑作だと思う。
こんなに美しく噛み合わさる
歯車があるなんて!!!!!
それにしても、なんて充実した1日だったんでしょう、、、