10月2日
作品の善し悪しを決めるのは
結局 作り手の固執というか変態具合であり
その深い闇を技法により
「美」に昇華させることによって
たまたまチューニングの合った者を
作家の脳内にしっかりと存在する空想世界へ
ズルリと引きずり込むことができるのだと思う。
その点で いつの日か
叶うことなら日本の監督で一番
お話をしてみたいと尊敬している方は
大林宣彦監督である。
監督の劇場デビューを飾った
へんてこホラー映画「HOUSE」を初めて観たとき
「映画って こんなに自由で、エッチで、いいんだ、、、」
と 目から鱗が落ちたようだった。
だから、僕らの何でも在りの作品の作り方は
監督からの影響がとっても大きい。
「ルールはないのだ。信じた通りにやればいい。」
昨日、監督の新作「この空の花」をキノで観た。
日本人の誰もの心に 大なり小なり傷を残した
3、11の大災害の後 大林監督が体験したこと、
とんでもなく重く感じたことを見事なまでに
映像化して私達に体験させてくれる映画でした。
自分はヒネクレ者なのか、悪人なのか、
よほどのことがないかぎり
他人のメッセージも主張も思想も
「なんか気持ち悪いな」ってしか感じないんだけど
それを伝える技には時々感心することがある。
「この空の花」には脱帽。
戦争、原爆、災害、被爆、別れ、死。
あらゆる不幸が渦になって
美に昇華してゆく奇跡の映像だった。
やっぱり、ルールはないのですね。
信じた通りにやればいいのですね。
改めて大林宣彦監督って
真の怪物だと思い知らされました。
結局 作り手の固執というか変態具合であり
その深い闇を技法により
「美」に昇華させることによって
たまたまチューニングの合った者を
作家の脳内にしっかりと存在する空想世界へ
ズルリと引きずり込むことができるのだと思う。
その点で いつの日か
叶うことなら日本の監督で一番
お話をしてみたいと尊敬している方は
大林宣彦監督である。
監督の劇場デビューを飾った
へんてこホラー映画「HOUSE」を初めて観たとき
「映画って こんなに自由で、エッチで、いいんだ、、、」
と 目から鱗が落ちたようだった。
だから、僕らの何でも在りの作品の作り方は
監督からの影響がとっても大きい。
「ルールはないのだ。信じた通りにやればいい。」
昨日、監督の新作「この空の花」をキノで観た。
日本人の誰もの心に 大なり小なり傷を残した
3、11の大災害の後 大林監督が体験したこと、
とんでもなく重く感じたことを見事なまでに
映像化して私達に体験させてくれる映画でした。
自分はヒネクレ者なのか、悪人なのか、
よほどのことがないかぎり
他人のメッセージも主張も思想も
「なんか気持ち悪いな」ってしか感じないんだけど
それを伝える技には時々感心することがある。
「この空の花」には脱帽。
戦争、原爆、災害、被爆、別れ、死。
あらゆる不幸が渦になって
美に昇華してゆく奇跡の映像だった。
やっぱり、ルールはないのですね。
信じた通りにやればいいのですね。
改めて大林宣彦監督って
真の怪物だと思い知らされました。