近代美術館にて、
斉藤幹男氏のギャラリートーク。
学芸員との1時間程の対談。
写真表現から、
16ミリフィルムに行き、
ドイツ留学での、
言葉や文化の違いからの浮遊感や、
金井美恵子の短編小説
「アカシア騎士団」が土壌になり、
彼に「記憶のバグを楽しむ感覚」が
芽生えたことを知る。
子供の頃は 意味なんて
わからなかったけど面白かった。
今は どうしても先に意味を考えてしまう。
という言葉が刺さってきました。
ウロ覚えを、そのまま現実化したり、
常識を分解し、再構成させ、
更に、そこに微妙な配合で
無意味を散りばめることによって、
幼児の脳を体験させてくれる、
ミキオマジックの秘密を覗けて、
今日は妙に感激してしまいました。


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