11月24日
カヨさんと吞みながら
私達のような気持ち先行の映像は
真面目なアニメーション好きの人からみれば
ありえないほどのヘッポコさだよねと話してた。
ずっとずっと、流暢に動く事に力を注いで来た
ストップモーションアニメ界のルールを
レグレグは完全に無視してるわけだから
当然、拒絶反応を示す方も沢山出るだろうな。
嬉しいことにHMVでは、
「オルタナ映像作家“ReguRegu”」と
キャッチフレーズをつけて紹介してくれている。
初めて見る名称だけど、言い得てるかも知れない。
やっぱり、いつだってカックカクな私達を
一般的なアニメ作品と並べるのは
まだまだ相当無理があるもんね。
OCEANの最後のシーンを撮ってる時、
どうしょうもなく涙が止まらなかった。
その気持ちを写真に封印することが優先で
動きの事なんてこれっぽっちも考えなかった。
今、振り返ると あの作品が
CGのような綺麗な動きだったら
あのストーリーは成立したかなとまで思う。
もうすぐ初めての作品集が
母なる secreta tradesより
世の中にポンと投下される。
長い間、音楽を聴いたり、絵を観たりした時、
自分が何処の部分に感動してるのかを考えていた。
今、その答えを作品にしていこうとしています。
さて、時代はどう受け止めてくれるのかな?
僕らはただ 美しいものを探してる。
だから、常識なんて守らない。

「まざった世界」 部分